ダンテ『神曲』の名訳、和紙研究家として知られる英文学者、寿岳文章(1900-1992)は、居宅「向日庵」(向日市)を拠点に多くの仕事をのこしました。NPO法人向日庵は、寿岳文章の仕事を遺し伝えるための講演会を定期的に主催しています。
寿岳文章が生涯を通じて大きな影響を受けた人物の一人に、英国の詩人・画家、ウィリアム・ブレイクがいます。今回は『柳宗悦とウィリアム・ブレイク 環流する「肯定の思想」』(2015年 東京大学出版会刊、第28回和辻哲郎文化賞受賞)の著者である、佐藤光氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)に「寿岳文章のウィリアム・ブレイク研究」と題して、寿岳文章が生涯を通じて取り組んだ研究について繙いていただきます。
◆講 師 佐藤光 氏 ( 東京大学大学院総合文化研究科教授 )
◆日 時 平成31年2月23日(土) 午後2時 ~ 午後4時
◆場 所 キャンパスプラザ京都
◆参加費 正会員 無料 友の会会員 資料代として500円 一般の方 資料代として1,000円
※定員60名
※講演会当日も法人正会員・友の会会員のご入会を受け付けます